任期短縮 周辺隊員の実例をご紹介

こんにちは。
首都ナイロビにて絶賛休養中の鈴木です。

美味しいものを食べることができる、雰囲気のいいカフェがある、タクシーがある。

存分にナイロビ生活を満喫しております。

充電期間中です。

 

任期短縮という制度について

※決して僕が任期短縮するわけではありません。

海外協力隊の契約期間は原則2年と定められています。
活動や配属先との関係で任期延長するケースも少なくありません。

逆に任期を短縮するという方法もあります(任期短縮,以下”任短”)。
これはざっくりふたつのパターンに分類できます。

①派遣国の情勢悪化に伴い、活動が困難であると判断された場合

②隊員の意向によるもの

最近ぼくの周りでも任期短縮をする同期や知り合いが増えてきまして。
今回はそうした任期短縮に至った具体例をいくつかご紹介します。

 

業務量が多い+断り切れない性格

同期隊員のお話しです。

配属先との連携がうまくいかず、任された業務量が半端じゃない。
教員としてクラスをいくつも受けもつこととなり、事前準備などが立て込んでいた様子。

またこの方は責任感が強く、なかなか断ることができなかったようです。

担当調整員への相談なども少なく、一人で背負いこんでしまったと聞いています。

 

現地の方による差別的行為

こちらも同期隊員です。

任地で活動しているときのこと。
現地の方(こどもたち)から生卵を投げつけられ、カバンにその無残な痕跡が。

配属先関係者にも相談しましたが、子どもたちは単純に遊んでほしかっただけだと弁解。
日が経てばきっと馴染んでくると諭されたようです。

当人はそこから再起しようと試みましたが、その当時の精神的ダメージは回復不可能だったようです。
調整員や周りの人にも相談したようですが活動はやはり難しいと判断。

その方はとても誠実で話す機会もよくあっただけに残念でした。

 

婚約するため

とても全うな理由といえばその通りかなと。

隊員同士のカップル、もともと日本に婚約者を待たせた状態、現地人との婚約、などなど。

また同じ国の隊員同士で妊娠が発覚した場合、両隊員とも日本に強制帰国という制度も実はあります。
妊任短(にんにんたん)とその界隈では呼ばれています。
ごく稀なケースですけれどね。

 

配属先の働き方が合わない

一番多いのがこの類かなと。

現地の働き方に順応できない、またはそれを受け入れることができない、という状態です。

このブログでも常々お伝えしていますが、日本の働き方とは大きな差があります。

例えば出勤時間。

営業開始時刻がAM8:00である我が事務所。
しかし実態はおおよそAM9:00-10:00頃の営業開始。

業務中に音楽を流しながらの作業、来訪者がいても雑談、終業時刻も定刻より早い、などなど。

これは現地の風土や価値観に依るものであり、決して悪いと決めつけることではありません。
実際にこうした業務体制であっても同僚は気にしておらず、来訪者である農家も不満を口にすることはありません。

働き方として地域全体がある程度理解を示しており、調和が取れているものと考えます。

しかしながら僕ら日本人の価値観とは相いれない部分があるわけです。
時間厳守でない、作業効率が悪い、連携がとれない、などなど。

こうした価値観や文化を目の当たりにし拒否反応を示すケースがあるようです。
その結果こうした環境下では働きたくない、日本でバリバリ働きたい、と考える方が少なくありません。

 

そもそもなぜ来たのか

根本的な話になるのですが。

これは配属先や住む地域にとにかく不満を抱くケースです。

雨が降らない、電気が無い、食材が買えない、具体例を挙げれば尽きません。

もちろん当人の主張も一理あり、本当に深刻なケースもあります。
しかしこの青年海外協力隊の制度において、そのケースは本当に稀です。

なぜなら事前に調整委員と呼ばれる方々が環境を確認しているからです。
つまり隊員がその地域で生活,活動できる程度の場所なのかを判断しているのです。

僕は個人的にそう考えます。
ですから任地や環境に不満を抱く程度の価値観,そして行動・適応能力が無いのであれば帰国した方が良いと思います。

特に活動地域はそう言った環境であると想像つくはずです。
そこに不満を抱くのは前提として正しくないと思います。

 

決断は直感に任せるのが吉

つらつらと具体例を挙げましたが、最後に個人的な見解を。

相談して気持ちが揺れ動くようでれば続けた方が良いです。
逆にこういうときに気持ちが固まっているひとは決まってるもんかなと。

ちなみに僕は来年11月の任期まで全うするつもりです。

帰国後の候補はいろいろ持ち合わせてますが未確定。
とりあえずいまできることを継続していきます。

ABOUTこの記事をかいた人

▷山形県天童市出身▶︎青年海外協力隊員 ▷jocv 2018-2 コミュニティ開発(農作物栽培×地域活性化) ▶︎大学卒業後→経理財務→焼肉屋→現在▷心地よい生活を求めライフスタイル探求中▶︎料理とお菓子作り好き▷色んなものを疑いながら日々生活中