商人グラディス

今日もいつもと変わりなく出勤。
相変わらず始業時刻には現れない同僚とボス。(今日は結局1名しか出勤せず。)

 

最近は事務所が開くまでは子供たちと遊ぶ時間になってきている。

加減を知らずに突っ込んでくる子供たち。

最初は当然警戒するけれど、一度挨拶すれば次からは疲れるほど構ってくる。

今日は新しく引っ越してきた子供たちもやってきた。

とにかく騒がしい。そして踊る。笑
今後も子供たちの様子はお届けします。

 

 

今日の本題。

主人公はこちらのグラディス。

彼女は屋台でチャパティ,マハラゲ(豆),コーン,ウジ(粉末トウモロコシと水を煮たもの)などこちらのローカルフードを売っている商人。

彼女の屋台は僕の事務所から歩いて30秒もしないところにあり、みんなランチはほぼ毎日ここで買って食べる。

今日もウジ,マハラゲが13時過ぎにほぼ完売。かろうじてチャパティが十数枚残っていた。

今日も儲かってるね(leo pia,biashara inaenda vizuri,si ndiyo?)と声をかけると、ちょっとここに座んなと催促される。笑(Kuja hapa,usongee karibu)

ここから彼女の商人としての戦略を熱く語ってくれた。

①原価
彼女はまず原価に注目していた。
安い粉もの一転攻め。さらに彼女は自宅でかなりのストックを作って持ち込んでいた。そのお陰で、わざわざ店頭で火を起こして焼く手間を省いている。これは炭や火の節約にも繋がっている。
②出店場所
路上に店を出すには一応許可が要るらしい(本当かちょっと怪しいけれど)。彼女も申請書を持っているらしいが、その出展場所がまた良い。うちの事務所の近くには警察、政党事務所、民家(中流階級)、そして僕の所属する農業事務所がある。直感されてるように、どこもお金持ちの属性。ただここは繁華街や市場から徒歩20分のところにある。それでも稼ぎ方として効率が良いことを彼女は知っているのだろう。彼女の店しか周りにないので独占無双状態。なぜ他の店が出店しないのか謎だが。。。
③デリバリーサービス
ここも抜かりないなと。グラディスは人を雇って配達サービスもやっている。雨の日は配達員が事務所までやってきて声をかけてくる。ひょっとしたら顧客として定着しているからなせる業かもしれないが、太い客をつけ続ける努力を感じる。

完全にマーケティング戦略。
農家達のワークショップと言い、ケニア経済や開発教育の浸透性をひしひしと感じている。。。

何より他の店と違って落ち着いてるというか、押し売りもしてこない。店の前を通ってもムズング(外人)チンチョン(中国人)なんて言ってこなかった。オーラがあった。笑

金銭を要求してくるケニア人も少なくないけれど、こうやって工夫して成果をあげている人もいる。

こういうところに気付いてもらえるような工夫を用意するだけでも、活動計画としてはいいんじゃないかと思うほど。

今後もお世話になるだろう。

 

お店から戻ってくると我が同僚が気持ちよくお昼寝。顔映ってないから載せて良い許可もらいました。

その後お客さん来ないからと15時には鍵を閉める同僚。

今日も完璧なポレポレワークでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

▷山形県天童市出身▶︎青年海外協力隊員 ▷jocv 2018-2 コミュニティ開発(農作物栽培×地域活性化) ▶︎大学卒業後→経理財務→焼肉屋→現在▷心地よい生活を求めライフスタイル探求中▶︎料理とお菓子作り好き▷色んなものを疑いながら日々生活中