糖質の多い食文化 ケニア西部ルアンダ,エムハヤ

こんばんは。

今回は昨日少し触れた調査についての投稿です。

現在栄養調査を5日間に渡って行っています。そして残すところ1日となりました。

調査を行う中で感じたことや気づいたことがありましたので整理がてら共有しようかなと。

 

糖質の多い食文化 ケニア西部ルアンダ,エムハヤ

まずは簡潔に今回の調査内容をご説明します。

調査概要

対象地域:
ケニア共和国,ビヒガカウンティ,ルアンダサブカウンティ/エムハヤサブカウンティ

対象者:
各地域5世帯,夫婦

調査項目:
①身体測定(伸長/体重/血圧/心拍数/体脂肪率/ウエスト/ヒップ)
②食事調査(摂取した物、総量、原料、摂取した時間帯)(※24時間リコール法)

※いずれも自己申告によるものであるため、誤差は生じます

これらを5日間に渡ってやっているわけです。

何をどれくらい食べているのか、そして現在の各数値はいかほどか。そのサンプルを集めているというわけです。

 

改善すべき点が多くみつかる

※ここからは現状把握に基づく僕個人の見解です。その辺りは予めご理解ください。

下記三点がとても印象的であり改善すべき点であると考えます。

 

調理に使う油の量が多い

すぐに推奨して減量させたいところです。

・マンダジ

・チャパティ

・ライス

マンダジ、チャパティは朝食-昼食で食される主食です。ライスは昼食-夕食で食べられています。

しかしこの原料とその量を聞いてみると、どの主食に対しても大さじ3-7杯のサラダ油が使用されていることが分かりました。

料理の総量ではなく、1人当たりの摂取量に対して、です。

またこちらで消費されている油は身体に良いものばかりではありません。オリーブオイルのような栄養素を多く含む油はまず入手できません。

コーン油、フラワー油、この辺りが使用されています。いずれも悪玉コレステロールを生成する原因です。その結果各臓器に負荷をかけ病気を発症する可能性があります。

参考までに、日本では60グラム前後の油分摂取を推奨しています。知らぬ間に加えられている脂質も含めてです。

ミルクティに入れる砂糖量が多い

油分の次は糖分です。
砂糖の摂取量も多すぎます。

ケニアは世界でも有数の紅茶生産国。
取引量は中国,インドに次いで世界第三位。

輸出向けの生産はもちろん、国内消費も多いのです。

そんなケニアの方々は朝からミルクティを飲みます。今回10世帯20人を調査しましたが、もれなくみんな飲んでました。

茶葉もミルクも問題無い。
むしろミルクは貴重なカルシウム分。

問題は砂糖の量です。1杯(300ml前後)に対してティースプーン3杯入れます。※日本で飲んでいるその類はさらに砂糖が多いわけですが。。。

ミルクティは朝、ブランチでよく飲まれるようです。血糖値を急激に上げない為にも摂取量を抑える必要があるように感じます。

 

夕飯の時刻が遅い

最後は食事の時間についてです。

ざっくりですが三食の時間帯は次のような感じです。

朝食 6:00-7:00

昼食 12:00-14:00

夕食 19:00-21:00

就寝 21:00-23:00

もちろん家庭によります。よりますが、どの家庭も夕飯ー就寝までの間隔が短いのです。

どうしてか聞いてみると、お腹いっぱいの方が寝つきが良いのだそう。確かに感覚的なはなしをすればその通り。

ただ消化器官が働いているうちに寝るのはあまりよくない。負荷をかけることはもちろん吸収されなかった分は脂肪になります。

 

食生活改善に向けた考え

働き方、食文化、一辺倒で解決できない課題があることはわかります。しかし少しずつでもその知識や普及を進めない限り変化も生まれません。

次のような活動で改善を進めたいなと考えます。

口コミ

一つ目は口コミです。
ぼくは残り1年4ヶ月間、ここに住むことができます。近所の奥様方や栄養関係の方々とも活動できるようになりました。

地道ですが一番説得力のあるやり方ではないかなと。

「油を使い過ぎだよ」
「古い油は使わないように」

露店やレストランで伝えられればなと思います。

栄養士・保健師隊員との連携

僕はコミュニティ開発という職種で活動している訳ですが、その活動範囲に制限はありません。もともと職種の枠はあまり関係ないような気もしますが。

なので各専門隊員のサポート、またそこから得られる情報を任地に還元する。専門性のない僕でも協力でき、モデルケースがあればそれを任地に合わせて提供できるのかなと。

今回の調査が栄養×農業の活動であるように、そうした視点から切り込めると考えています。

 

来月もやります

8月は2週間に渡ってファームステイしてきます。

1週間×2地域、農村地域で生活するのです。今回のような調査が目的です。

楽しみながらもまたご報告しますので。

ABOUTこの記事をかいた人

▷山形県天童市出身▶︎青年海外協力隊員 ▷jocv 2018-2 コミュニティ開発(農作物栽培×地域活性化) ▶︎大学卒業後→経理財務→焼肉屋→現在▷心地よい生活を求めライフスタイル探求中▶︎料理とお菓子作り好き▷色んなものを疑いながら日々生活中